将来の仕事を考える

ソワニエ

2014年09月16日 13:39

最近、「アナと雪の女王」のアプリにハマっている、オーナー平出です



「将来、美容の仕事に就きたいんです」


ある人を介して相談を受けました。

その子は10代の高校生。

美容に興味を持つ一番多感な時期です。

美に目覚め、美しく外見を装うために、たくさんの情報を手に入れ、できることから実践する。

周りから「可愛い!」とか、「キレイ!」と言われたいし、鏡に写る自分に「今日も可愛いよ!」と言ってあげたい。

10代って、そんなことで頭の中がいっぱだったのを思い出しました。


年代によって、「美」への観点はまったく変わってきます。


10代・・・
お化粧に目覚め、周りの子と同じようなメイクをして楽しむ。

20代前半・・・
比較的手に入りやすい化粧品やスキンケアで自分らしい「美」を追求し始める。回復能力があるため、化粧を落とさず寝てしまっても大丈夫。脱毛を本格的に始めるのも、この時期。

20代後半・・・
化粧にもだいぶ慣れ、男性に対して好印象を与えやすいメイクを雑誌やネットなどで調べ試す。また、スキンケアに関しては収入の安定から少し高いものを使い始める。日焼けやシミ、くすみ、しわが気になるが、まだ許容範囲。


30代前半・・・
気分はまだ20代ではあるが、肌のダメージが露骨に出てくる。今までのスキンケアや化粧が合わなくなってくる。 気にはなるが、育児などが優先となるため、自分に対してお金を使うのは二の次。


30代後半・・・
いよいよ自分の力ではどうにもならなくなってきたことに気づく。ネットなどで話題のスキンケア商品や美容機器、ドリンクなどに手を出すが、何がどう良いものなのか、よく分からないまま使う。同窓会などで友人に会う際、人よりもキレイでいたい…とエクステやネイルは必須アイテム。

40代前半・・・
育児からも少し解放され、やっと自分に投資できるようになる。 気がつくと目の周りにはシワ、くすみ、たるみそしてシミが。 若い頃からやっておけば良かった…と後悔。 エステに興味が湧き、お試しから始める。

40代後半・・・
「美」というものを内面から考え始める。食べ物に気を使い、ウォーキングなどで汗をかき、健康が土台でその上に「美」があると感じる。


…とまぁ、私の見解ですが並べてみました。


年代によって「美」への考え方は違います。


最初に戻りますね。


「将来、美容の仕事に就きたいんです」


どの年代に対しての美容の仕事なのでしょうか?


美容と一言でいっても幅が広すぎます。


髪の毛、エステ、ネイル、エクステというカテゴリーで自分がやりたいものを選ぶ目線も必要です。

でも、やりたいことばかりでいいのでしょうか?


仕事とは、そもそも人の役に立つことです。


どの仕事もお客様が喜んでくださることを考え、提供することが仕事であり、その対価・報酬がお金です。


将来のお仕事を考えるとき、もう少し深く追求してみると、自分が何をやりたいのか?何をしてあげたいのか?が見えてきます。

人生経験も浅い10代にそんなこといったって…と感じる方もいるでしょう。

確かにそうですね。

でも、だからこそ…です。

情報が錯そうしている現代だからこそ、情報収集は容易でありますが、その反面、間違った捉え方もしがちです。

ネットにとらわれず、自分の足で情報を収集し、自分を信じて将来を決めて欲しいです。


がんばる若い世代を、影ながら応援したいと思います






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